肩こりの根本的な原因を探ります

肩こりの原因は、肩周辺の筋肉の血行不良といわれています。血行不良は、長時間のデスクワーク、パソコンやスマートフォンの操作、過度な緊張・ストレスなどによって起こります。また、姿勢や骨盤の歪みによって特定の部位に負担がかかり、結果的に肩こりが引き起こされることから、肩こりの原因は肩以外の場所にあるとも考えられています。

痛みを感じる所に部分的な治療をしても症状が改善しないのは、その原因にアプローチしていないからです。肩こりの治療の際には筋肉や筋膜のバランスはもちろん、骨格の歪みなどにも注目し、さらには自律神経に不調が起きていないかも調べていきます。

肩のこりや痛みを根本的に改善させるには、痛みの原因を的確に見極めた上での治療が必要です。当院では、カウンセリングやチェックの際に、症状や可動域の制限、姿勢の歪みなどを丁寧に確認し、根本的な原因を探っていきます。

四十肩・五十肩の治療

四十肩・五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれます。肩関節や周辺組織の炎症・拘縮が原因となっています。当院でもご相談の多い「肩こり」の症状は筋肉の血行不良によって起こる症状です。四十肩・五十肩を単なる肩こりと勘違いして、痛みをそのままにしてしまう方が多いです。ごとう鍼灸院接骨院では、同じ肩の痛みでも、その症状に合わせた適切なアプローチを行って行きます。

四十肩・五十肩には、炎症や痛みが強い「急性期」と、炎症が治まっていく「慢性期」があります。急性期は特に痛みが強く、可動域が大きく制限されてしまうので、とにかく安静が第一です。痛みが緩やかになる慢性期を迎えてから、治療をスタートさせていきます。これらのポイントを押さえて治療していくことで、よりスムーズに症状が解消されることが期待できます。

セルフケアはとても大切ですが、誤った手法でおこなうと悪化してしまうことにもなりかねません。痛みを感じたら自己判断でのセルフケアやマッサージはなるべく避けて、ごとう鍼灸院接骨院までご相談ください。

寝違えや首の痛みの治療

寝違えなどの首の痛みは、首の筋肉の緊張や周辺組織の炎症によって起こっているケースが多いです。人間は寝ている間に無意識的に姿勢を変えるので、通常であれば不自然な姿勢をしていても寝返りなどで寝違えのリスクを防げますが、寝違えることが多いという方は、ストレートネックや頚椎・背骨・骨盤などの骨格の歪みが原因となっている場合もあります。

筋肉や周辺組織の炎症によって起こる寝違えは、急性的な症状として分類され、症状の緩和と改善のためには慎重な治療とケアが大切です。もし寝違えてしまった時は、安易なマッサージはできるだけ避けましょう。首は全身の神経が集中している場所であり、痛みを放置していると手足のしびれなどの症状を引き起こすケースもあります。

症状改善には的確な力加減の施術が必要となるので、セルフマッサージは症状を悪化させてしまうことがあります。当院では、寝違えによる首の痛みや首のこりの治療に対応しています。症状でお悩みの方は一度ご相談ください。

治療から再発防止まで

肩こりや首こりなどの慢性的な症状は、手技だけではなく、鍼治療や治療機器を使った治療をおすすめしています。特に、これまでマッサージ店を転々とされてきた方、他院でこりが改善しなかったという方は、こりが深くなっていることが多いため、これらの手法が効果的です。

また、肩こりや首こりは再発性が高い症状のひとつなので、当院では再発防止にも力を入れ、こりが出にくい状態を作ります。そのために、施術前後のカウンセリングと検査によって普段の姿勢や癖などを見直したり、簡単なストレッチやエクササイズをお伝えします。

当院では、首や肩の痛みの症状改善に実績があります。症状改善と再発防止までのサポートをさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。

安易なマッサージは危険

一般的に、マッサージ店などで行われているマッサージの多くはリラクゼーション（慰安）を目的としたものであり、肩こりなどの症状改善を目指すものではありません。強くもみほぐされたことで、かえって痛みが強くなってしまうケースもあります。特に症状が重い場合は、安易にマッサージすることは控えましょう。

肩こりを解消したい一心で、マッサージなどで症状の改善を試す方も多いかもしれませんが、マッサージは一時的にこりが解消されても後になって症状が再発してしまうことがあります。肩こりの原因は、肩以外の場所にもあるため、患部だけを治療しても根本的な改善にはつながらないのです。周辺組織の不調と全身のバランスを整えてこそ、肩こりが再発しにくい身体になっていきます。

新潟市秋葉区のごとう鍼灸院接骨院では、患者様の体質や身体の状態に合わせた最適な治療方法を提供しております。肩こりにお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。